2021/02/22[mon] update

私が選んだ職場【有限会社ノースホーム企画】

私が選んだ職場【有限会社ノースホーム企画】

人見知りな性格で、高校時代は事務職を志望していた保倉さん。ある日、偶然実家に訪ねてきた友人との再会で
人生が思わぬ方向に動き始めます。苦手だったことが解消される中で仕事に対する考え方も変わっていきました。

苦手だったことが今では天職に。転職を重ねて変化した自身の価値観。

リフォームキャンバサー/保倉静江さん(48歳)
旭川市出身。夫と娘の3人家族。犬を2匹飼っていて、休みの日はいつもペットと戯れている。

事務職にこだわり就職するも、重なった偶然が転換点に。

昔から人見知りで、人と接することがあまり得意ではなかったという保倉さん。商業科に通う高校時代には簿記やワープロ、情報処理など、志望していた事務職に有利に働きそうな資格を取っていました。しかし、いざ就職の時期になってみると、高校に来た事務職の募集はほとんどありませんでした。「職場体験ではスポーツショップにお世話になったのですが、改めて自分に接客業は向いていないと思い知らされました」と話します。
卒業後、ハローワークの紹介を経て、道路工事用品を販売する会社で念願だった事務職としての就職を果たします。学校での学びや資格を生かして働くこと3年半、妥協せずに追い求めた事務職に区切りをつけたのは、結婚・妊娠という人生の転機でした。1年の子育ての後、印刷会社にパートスタッフとして入社。「早ければお昼までに終わる仕事で無理なく働くことができました。ところが働き始めてから4年が経ったころ、体調を崩してドクターストップがかかったんです」。保倉さんは退職し、しばらく心身を休めることにします。そんな中、たまたま実家に帰っていたタイミングで訪ねて来た友人との再会が、保倉さんのその後を大きく変えることになるのです。

積み重なった経験が苦手意識を払拭。

その友人は保険会社で働いていました。彼女は一緒に働かないかと持ち掛けますが、保倉さんは初め、首を縦には振りませんでした。「この仕事にはノルマもあるし、人見知りなので接客は嫌だと思ったんです」。それでも、友人の顔を立てるため勇気を出して営業職に挑戦。ルート営業で各会社を回りさまざまな人と接するうち、接客への苦手意識に少しずつ変化が表れます。「1年目はこの性格ですからつらい部分もあったのですが、優しい人たちが多く、人と話すのがだんだんと楽しいと思えて来たんです。初めは乗り気ではなかった仕事ですが、気づけば9年半も続けていました」。人と関わることをずっと不得手としていた保倉さんはもうそこにはいませんでした。
その後、電気製品の卸・販売を行う会社への転職を挟み、現在の会社で働くことになるのですが、保険会社で遂げた大きな成長が、後の業務でいかんなく発揮されます。

お客さんと会社をつなぐ重要な役割を担う。

同社での肩書きは「リフォームキャンバサー」。8年前の入社当時に新設された業務で、リフォーム工事をしたお客さんの元を訪ね、アフターフォローや仕事に対する評価といった声をすくいあげる仕事でした。「ありがとうとお礼を言われることもありうれしいのですが、会社としてはささいな不満でも言っていただいたほうが改善につながります。より良いサービスを提供するためにもネガティブな感想のほうがありがたいですね」と、この仕事の重要性を話します。また、アフターフォローの中でやりがいを感じているのは、マンネリ化しないことで、今日は何が起きるか楽しみだと話す保倉さん。「良いことも悪いことも起こったことが楽しいですし、悪いことが嫌だと感じません。人見知りだったころは、同じことを繰り返すほうが好きでしたが、仕事が変わる度に自分も変わってきたような気がしますね」。
年に数回行うイベントでは、集積された過去のデータを分析して企画を練ることもあり、昨年秋には700を超える世帯が参加したといいます。「前回はどういう方が来場されたのか、SNS広告を解析してどの層へ呼びかけるのがいいかなど、イベントで楽しんでもらうために調べました」と保倉さん。かつて人との関わりが苦手だった少女はさまざまな経験を経て、会社の中と外の人と人をつなぐパイプ役のような女性になっていました。
お客さんに尋ねたアンケート結果を毎月集計。情報を共有できるよう回覧する。
アフターフォローでにこやかに対応。心を開いてもらえるよう心掛けている。
YouTubeやSNSなどでの発信も保倉さんの担当。

リピートにつながるアフターフォローを重要視。

当社は、蛇口の修理から新築工事までさまざまな施工をする、地元に根差した工務店です。リフォーム業務をメインとし、業務改善が満足度となりリピートにつながるため、工事のアフターフォローを重要視しています。きめ細やかにお客様の声を引き出してくれる保倉さんはとても評価していますし、会社にとってなくてはならない存在ですね。
代表取締役/本間 潤さん

有限会社ノースホーム企画

これまでに数千件を超えるリフォーム、修理、メンテナンスを手掛けている。お客様と相談を重ねながら、住まいの快適性、機能性、耐久性、将来性を追及し、より良い暮らしを提案する。
北海道旭川市豊岡6条7丁目2-2
TEL.0166-34-3808
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